专利摘要:
発光ダイオード又は光起電力電池のアレイなどのオプトエレクトロニクスデバイスを、一実施形態ではロールツーロール法を使用して形成する装置及び方法。このロールツーロール法では、盛り上がった螺旋状コーティング表面を有する固有の構成を備えたローラを、基板上にある角度で配置された複数の第1の電極と整列させて、オプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した複数のコーテッドストリップを、基板の横断ウェブ方向に沿ってコーティングする。
公开号:JP2011510452A
申请号:JP2010543163
申请日:2009-01-08
公开日:2011-03-31
发明作者:デュガル,アニル・ラジ;プーン,ハック・フェイ;ロゴジェヴィック,スヴェトラナ
申请人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイGeneral Electric Company;
IPC主号:H05B33-10
专利说明:

[0001] 本発明の実施形態は一般にオプトエレクトロニクスデバイスに関する。より具体的には、本発明の実施形態は、大面積オプトエレクトロニクスデバイス用の発光ダイオード、光起電力デバイスなどのオプトエレクトロニクスデバイス及びパターニングされたフィルムの形成に関する。]
背景技術

[0002] 有機エレクトロルミネセンスデバイス(OLED)は一般に、光透過性基板上に形成された2つの電極間、例えばカソードと光透過性アノードとの間に配置された1つ以上の発光層を含む。この発光層は、アノードとカソードの間に電圧を印加すると発光する。電圧源から電圧を印加すると、カソードから有機発光層内へ電子が直接に注入され、アノードからの有機発光層内へ正孔が直接に注入される。これらの電子及び正孔は、有機発光層内を移動し、最終的に発光中心において再結合する。この再結合過程の結果、光子、すなわち光が放出される。大面積OLEDデバイスは一般に、単一の基板上の多くの個々のOLEDデバイスを結合し、又はそれぞれの基板上に複数の個々のOLEDデバイスを有する基板の組合せを結合する。大面積OLEDデバイスの用途にはエリア照明がある。]
[0003] エレクトロルミネセンス層のパターニングは従来から、スタンピング又はレーザアブレーションを使用して実行されている。スタンピングでは、パターニングされたダイ又はスタンピングヘッド上の機械力を使用して、エレクトロルミネセンス層上にパターンを刻印し、一方、レーザアブレーションでは、パターニングされたフォトマスクが、パターニングする領域を覆い、残りの領域をレーザビームを使用して選択的にエッチングする。他の方法はインクジェット印刷を含む。]
[0004] パターニングされた活性エレクトロルミネセンス層を塗布する最近の試みが、Poon他の米国特許出願公開第2005/0129977号に記載されており、これは、マイクログラビアコーティング法などの、細長いコーティング表面を有するローラを使用したウェブコーティングと、塗布した活性エレクトロルミネセンスウェブコーテッド層の一部を除去する溶媒支援ワイピング法との組合せを含む。米国特許第7,049,757号は、直列に接続した光デバイスのアレイを開示している。]
[0005] 有機光起電力(OPV)デバイスは、OLEDデバイスと同様の材料及び概念を使用して製造することができる。有機光起電力(OPV)デバイスは一般に、2つの導体又は電極間に配置された2つ以上の有機半導体材料層を含む。1つ以上の有機半導体材料層は電子受容体であり、1つ以上の有機材料層は電子供与体である。電子受容体は、電子受容体のより高い電子親和力によって、隣接する他の材料から電子を受け入れることができる材料である。電子供与体は、電子供与体のより低いイオン化ポテンシャルによって、隣接する材料から正孔を受け入れることができる材料である。有機光導電性材料内の光子の吸収の結果、結合した電子−正孔対が生成し、電荷収集が起こり得るためには、これらの電子−正孔対が解離しなければならない。分離された電子及び正孔は、それらのそれぞれの受容体(半導体材料)の中を移動して、反対側の電極で集められる。]
先行技術

[0006] 米国特許出願公開第2007/0200489号公報]
発明が解決しようとする課題

[0007] 有機電子デバイスを製造する際に使用する他の付着及びパターニング技法が求められている。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明は、第1の態様において、複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する方法を対象とする。この方法は、長手ウェブ方向及び横断ウェブ方向を有する基板を用意することを含み、この基板は、長手ウェブ方向に沿って長手方向で延びる離隔した第1の電極の複数の列及び横断ウェブ方向に対してある角度で配置された離隔した第1の電極の複数の行を画定するように基板上に配置された複数の第1の電極を有する。第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在する第1のローラを用意し、基板及び第1の電極の離隔した複数の列を第1のローラに対して整列させ、第1のローラに対して通過させて、第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面から、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを、基板上及び第1の電極の複数の行上に付着させる。第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在する第2のローラを用意し、基板、第1の電極の離隔した複数の列及び第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを第2のローラに対して整列させ、第2のローラに対して通過させて、第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面から、第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第2の複数のコーテッドストリップを、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる。第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2のオプトエレクトロニクス材料の付着させた斜めの離隔したコーテッドストリップの、第1の電極の長手方向で延びる隣接する列と列の間の部分を除去して、第1の電極の長手方向で延びる列の一部分を露出させ、第1の電極の複数の列の他の部分を、第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2の光学材料でコーティングされたまま残す。第1の電極のコーティングされていない部分を、隣接する第1の電極上に配置されたコーティングされた部分に電気的に結合する離隔した複数の第2の電極を配置して、横断ウェブ方向に沿ってある角度で直列に接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの斜めの複数の行を形成する。]
[0009] 本発明は、第2の態様において、複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する方法を対象とする。この方法は、長手ウェブ方向及び横断ウェブ方向を有する基板を用意することを含み、この基板は、離隔した第1の電極の長手方向で延びる複数の列及び横断ウェブ方向に対してある角度で配置された離隔した第1の電極の複数の行を画定するように基板上に配置された複数の第1の電極を有する。基板及び第1の電極の離隔した複数の列を第1のローラ手段に対して整列させ、第1のローラ手段に対して通過させて、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを、基板上及び第1の電極の複数の行上に付着させる。基板、第1の電極の離隔した複数の列及び第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの第1の複数のコーテッドストリップを第2のローラ手段に対して整列させ、第2のローラ手段に対して通過させて、第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの第2の複数のコーテッドストリップを、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる。第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2のオプトエレクトロニクス材料の付着させた斜めのコーテッドストリップの、第1の電極の長手方向で延びる隣接する列と列の間の部分を除去して、第1の電極の長手方向で延びる列の一部分を露出させ、第1の電極の複数の列の他の部分を、第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2の光学材料でコーティングされたまま残す。第1の電極のコーティングされていない部分を、隣接する第1の電極上に配置されたコーティングされた部分に電気的に結合する離隔した複数の第2の電極を配置して、横断ウェブ方向に沿って直列に接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの斜めの複数の行を形成する。]
[0010] 本発明は、第3の態様において、複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する際に使用する装置を対象とする。この装置は、第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在しており、第1のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、第1のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる第1のローラ手段と、第1のオプトエレクトロニクス材料を収容し、第1のローラの盛り上がった螺旋状コーティング表面を第1のオプトエレクトロニクス材料の中に配置できるように、第1のローラ手段の盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る第1の手段とを備える。]
[0011] 本発明は、第4の態様において、複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する際に使用するローラを対象とする。このローラは、ローラの周りに延在する盛り上がった螺旋状コーティング表面を有し、第1のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、第1のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる細長い部材手段を含む。]
[0012] 発明とみなされる主題は、本明細書の結論部分において具体的に指摘され、明白に請求される。しかしながら、本発明の諸態様は、さまざまな実施形態の以下の詳細な説明及び添付図面を参照することによって最もよく理解される。]
図面の簡単な説明

[0013] 本発明の実施形態に従って製造されたオプトエレクトロニクスデバイスのアレイの一実施形態の上面図である。
図1の線2−2の方向に見た、図1のいくつかのオプトエレクトロニクスデバイスの断面図である。
図1のオプトエレクトロニクスデバイスのアレイを形成する際に使用する、盛り上がった螺旋状コーティング表面を有する本発明に基づくローラの一実施形態の側立面図である。
図1のオプトエレクトロニクスデバイスを形成するために使用するオプトエレクトロニクス材料を付着させる、本発明に基づく装置の一実施形態の単純化された概略図である。
離隔した第1の電極の長手方向で延びる複数の列と、離隔した第1の電極の斜めの複数の行とを有する、基板の一部分の上面図である。
基板の一部分、並びに図5の離隔した第1の電極の長手方向で延びる複数の列及び離隔した第1の電極の斜めの複数の行の上面図であり、離隔した第1の電極の斜めの複数の行は、その上に付着させた第1及び第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの複数の行を有する。
基板の一部分、離隔した複数の第1の電極(その部分が破線で示されている)、及び図6のその上に付着させた第1及び第2のオプトエレクトロニクス材料の複数の行の上面図であり、第1の電極の長手方向で延びる列の一部分を露出させるために、オプトエレクトロニクス材料の列の、第1の電極の隣接する列と列の間の部分が除去されている。
基板の一部分、離隔した複数の第1の電極及び図7の複数のオプトエレクトロニクス材料、並びにその上に付着させた複数の第2の電極の上面図である。
図1のオプトエレクトロニクスデバイスのアレイを形成するために使用するオプトエレクトロニクス材料を付着させる複数のローラを有する、本発明に基づく装置の他の実施形態の単純化された概略図である。
基板、及び図3のローラによって形成したオプトエレクトロニクス材料の斜めのコーテッドストリップを示す図であり、ウェブ速度とロール速度の比は1である。
基板、及び図3のローラによって形成したオプトエレクトロニクス材料の斜めのコーテッドストリップを示す図であり、ウェブ速度とロール速度の比は0.5である。
基板、及び図3のローラによって形成したオプトエレクトロニクス材料の斜めのコーテッドストリップを示す図であり、ウェブ速度とロール速度の比は0.2である。
基板、及び図3のローラによって形成したオプトエレクトロニクス材料の斜めのコーテッドストリップを示す図であり、ウェブ速度とロール速度の比は1.0から0.2に移行する。
図1のオプトエレクトロニクスデバイスのアレイを形成する方法の流れ図の一実施形態である。] 図1 図3 図5 図6 図7
実施例

[0014] 後により詳細に説明するとおり、本発明の諸態様は一般に、発光ダイオード又は光起電力電池のアレイなどのオプトエレクトロニクスデバイスを、ロールツーロール法を使用して形成する方法、装置及びローラを対象とする。このロールツーロール法では、螺旋状コーティング表面を有する固有の構成を備えたローラを、基板上に配置された複数の第1の電極と整列させて、オプトエレクトロニクス材料の離隔した複数のストリップを基板の横断ウェブ方向に沿ってコーティングする。]
[0015] 最初に、図1を参照すると、基板12上に支持された複数の発光ダイオード(OLED)などのオプトエレクトロニクスデバイス20の例示的なアレイ10が示されている。このアレイは、大面積照明アレイとして使用するように構成することができる。以下の説明から、本発明に基づく技法を使用して、光起電力デバイス(OPV)など、他のオプトエレクトロニクスデバイスを製造することもできることが当業者には理解される。このアレイは、電気的に絶縁された別個のパッチ又は「要素」の高密度層を提供するようにパターニングされている。別個のそれぞれのデバイス20からなる1つ以上の層をパターニングすることにより、後述する上面電極と下面電極の間の短絡の影響が、短絡した要素だけに限定され、アレイ全体が短絡することがない。一実施形態では、これらの要素のサイズを、約1/2インチ×約1/2インチとすることができる。本明細書の説明から、他のサイズ及び形状の要素も適当に使用することができることが理解される。] 図1
[0016] 図2に示すように、オプトエレクトロニクスデバイス20を直列に結合することができる。例えば、基板12上に複数の第1の電極30を配置し、パターニングして、分離された構造を形成することができる。複数の第1の電極30上に第1のオプトエレクトロニクス材料40を配置し、第1のオプトエレクトロニクス材料40上に、第2のオプトエレクトロニクス材料42を配置することができる。複数の第2の電極32を配置し、パターニングして、そのアレイの単一の行内の隣接するオプトエレクトロニクスデバイスの第1の電極30へ通じる電導性経路を形成することができる。理解されるとおり、単一の行内の隣接するそれぞれのデバイスを直列に接続することにより、電気的な短絡に対して抵抗性の構造(短絡抵抗性構造)が得られる。] 図2
[0017] 図3に示すように、ローラ100の一実施形態は、第1のローラに巻きついて、ローラの第1の端部からローラの第2の端部まで延びる、オプトエレクトロニクス材料層を後述するように塗布するための盛り上がった螺旋状コーティング表面150を有する細長い部材101を含むことができる。このコーティング表面は、有限の内部容積を決定するパターン、セル又は溝を有するように彫刻された彫刻表面とすることができ、彫刻ロール(「グラビアロール」)を含むことができる。塗布するオプトエレクトロニクス材料層のコーティング重量(厚さ)を制御するため、セルの幾何形状、数及び間隔、深さ又は他の特徴を変更して、ある範囲の総容積を生み出すことができる。盛り上がったコーティング表面は、ローラの凹んだ表面から約0.06インチ上方へ延ばすことができるが、他の寸法を使用することが適切な場合もある。コーティング表面の幅は、約0.25インチ以下から約0.5インチ以上とすることができる。螺旋状コーティング表面はさらに、第1のローラの第1の端部から第1のローラの第2の端部まで、一定のピッチを有することができる。コーティング表面は、ローラの軸に対してある角度で配置された複数の溝又は線を含むことができ、例えば、1インチ当たり約200の溝又は線を含むことができる。] 図3
[0018] 図4を参照すると、複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する装置200の一実施形態は、軸受(図示せず)に取り付けられた回転するローラ100を含むことができ、ローラ100は、塗布する液体オプトエレクトロニクス材料220の溶液(固体を溶媒に溶解したもの)で満たされたリザーバ210に部分的に沈められる。ローラ230及び240は、ローラ100上で処理される材料ウェブを支持するように構成される。後により詳細に説明するとおり、本発明の実施形態によれば、液体オプトエレクトロニクス材料は、発光ポリマー(LEP)層、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)層など、発光ダイオードのアレイを形成するための活性ポリマー材料を含むことができる。] 図4
[0019] 製造時、複数のオプトエレクトロニクスデバイス10を形成する方法の一実施形態は、最初に図5に示すように、長手ウェブ方向L及び横断ウェブ方向Cを有する可撓性基板12を用意することを含み、可撓性基板12は、長手ウェブ方向に沿って長手方向で延びる離隔した第1の電極の複数の列50及び横断ウェブ方向に対して角度A1で配置された離隔した第1の電極の複数の行70を画定するように基板上に配置された複数の第1の電極30を有する。] 図5
[0020] 図4〜6を参照すると、基板12及び第1の電極の長手方向で延びる離隔した複数の列50を、ローラ100に対して整列させ、又は位置決めし、ローラ100に対して通過させて、図6に示すように、ローラ100の盛り上がった螺旋状コーティング表面150から、リザーバからの第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップ80を、基板12上及び第1の電極の複数の行70上に選択的に付着させ、又はコーティングする。] 図4 図5 図6
[0021] 再び図4を参照すると、基板及び複数の第1の電極を、ローラ100から離隔し、ローラ100と物理的に直接接触しないようにすることができる。その代わりに、ローラ100のコーティング表面上に配置された第1のオプトエレクトロニクス材料を、基板及び複数の第1の電極と接触させることができる。ローラ100が基板の接触点に向かって回転しているときに、ローラ100のコーティング表面から過剰なオプトエレクトロニクス材料をこすり落すため、可撓性鋼ブレード250を配置することができる。望ましくは、第1の電極の複数の列を表面に有する基板のぴんと張られた移動中のリールツーリール表面を横切って、ローラ100を逆方向にワイピングする。逆方向コーティングを使用すると、オプトエレクトロニクス材料を塗布するときに、オプトエレクトロニクス材料に剪断力が加わり、その結果、概ね均一な薄いコーテッド層が得られる。順方向又は逆方向コーティングを使用することができることが理解される。] 図4
[0022] 例えば乾燥室で、又は熱を当てて、オプトエレクトロニクス材料を乾燥させた後、装置200を使用して、第2のオプトエレクトロニクス材料をコーティングすることができる。例えば、リザーバ210の内容物を、第2のオプトエレクトロニクス材料に置き換えることができる。盛り上がった螺旋状コーティング表面150を有するローラ100を、リザーバの中の第2のオプトエレクトロニクス材料に浸漬することができる。基板、第1の電極の長手方向で延びる離隔した複数の列、及び第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを、ローラ100に対して整列させ、ローラ100に対して通過させて、図6に示すように、盛り上がった螺旋状コーティング表面から、リザーバからの第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第2の複数のコーテッドストリップ90を、基板12上及び斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップ80上に付着させる。複数の電極及びコーテッドオプトエレクトロニクス材料の横断ウェブ方向に対する角度A1(図5)は、約10度から約80度とすることができる。] 図5 図6
[0023] 次いで、図7に示すように、第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2のオプトエレクトロニクス材料の付着させた長手方向で延びる離隔したコーテッドストリップ80及び90の、離隔した第1の電極の隣接する列50と列50の間の部分を除去して、第1の電極の長手方向で延びる列の一部分56を露出させ、第1の電極の複数の列の他の部分58を、第1のオプトエレクトロニクス材料及び第2のオプトエレクトロニクス材料でコーティングされたまま残す。付着させた長手方向で延びる離隔したコーテッドストリップの一部分の除去は、エッチング法、ワイピング法、又は他の適切な方法を含むことができる。例えば、適切な溶媒支援ワイピング(SAW)法が、Poon他の米国特許出願公開第2005/012997号及びPoon他の米国特許出願公開2006/0202612号に開示されている。これらの文献の内容は、その全体が、参照によって本明細書に組み込まれる。] 図7
[0024] その後、図8に示すように、第1の電極のコーティングされていない部分56を、隣接する第1の電極上に配置されたコーティングされた部分に電気的に結合する離隔した複数の第2の電極32を配置して、横断ウェブ方向に沿って直列に接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの斜めの複数の行を形成する。離隔した第2の電極は、蒸着、スパッタリングなどのマスキング及び付着法、又は他の適切な方法を使用して配置することができる。このオプトエレクトロニクスデバイスのアレイを、ウェブから、適切なサイズにカットすることができ、直列に電気接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの複数の行をさらに、例えばアレイの縁に沿って並列に電気接続することができる。] 図8
[0025] 図9は、整列したオプトエレクトロニクス材料を塗布するための盛り上がった螺旋状コーティング表面を有し、図3に示したローラ100と実質的に同じローラとすることができる第1のローラ102及び第2のローラ104を使用する、装置300の第2の実施形態を示す。オプトエレクトロニクス材料は、基板、第1の電極又は塗布された第1のオプトエレクトロニクス材料に塗布した後に広がる傾向を有することがある。異なるオプトエレクトロニクス材料では広がり方が異なることがあるため、塗布するオプトエレクトロニクス材料に応じて、コーティング表面間の間隔を変更することができる。例えば、PDOTは、(コーティング表面の縁から)約125ミクロン広がり、LEPは、約250ミクロン広がった。] 図3 図9
[0026] さらに、有機発光ダイオードなどの複数のエレクトロルミネセンスデバイスを形成するため、盛り上がった螺旋状コーティング表面をそれぞれが有する、互いにずらして配置された複数の第2のローラ(図示せず)は、複数の別個のリザーバ(図示せず)からの異なる第2のエレクトロルミネセンス材料を含む長手方向で延びる第2の複数のコーテッドストリップを、長手方向で延びる記第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させることを可能にする。異なる第2のエレクトロルミネセンス材料によって、複数のエレクトロルミネセンスデバイスが、異なる色の光を発するように動作可能となることができる。例えば、異なるエレクトロルミネセンス材料を使用して、赤、緑及び青の発光ダイオードのストライプを有する発光ダイオードのアレイを製造することができる。望ましくは、アレイに隣接して拡散器を配置して、発せられた赤色、緑色及び青色が結合され、拡散器から一般に白色光として放出されるようにすることができる。本明細書の説明から、本発明の装置及び方法の諸態様を使用した他の方法を使用して、概ね白色の光を放出させることもできることが理解される。]
[0027] 本明細書の説明から理解されるとおり、基板の速度及び/又はローラの回転速度を調整することによって、第1及び第2のオプトエレクトロニクス材料のコーテッドストリップの角度を変更することができる。図10〜12は、基板の速度とローラの速度の比を1.0から0.2に変更する効果を示す。図13は、比を1.0から0.2に移行させる間に塗布された斜めのコーテッドストリップを示す。] 図10 図11 図12 図13
[0028] 次に、図14を参照すると、流れ図が、有機電子デバイスのアレイを製造する本発明の実施形態に基づく方法400を示している。] 図14
[0029] 本発明のさまざまな実施形態では、可撓性基板が、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリカーボナート(例えばLEXAN)、ポリマー材料(例えばMYLAR)、ポリエステル、金属箔など、適切な任意の材料を含むことができる。いくつかの実施形態では、基板が、融点が高く、それによって高い処理温度(例えば>200℃)を可能にする任意の材料を含む。さらに、有利には、基板を透明基板とすることができ、基板が、可視光の高い透過率(例えば>85%)を有する。さらに、有利には、基板が、例えば高い衝撃強さ、難燃性及び熱成形性を有する材料を含むことができる。]
[0030] 基板は、約1〜125ミルの範囲の厚さを有することができる。理解することができるとおり、10ミル(0.010インチ)未満の厚さを有する材料は一般に「フィルム」と呼ぶことができ、10ミル(0.010インチ)超の厚さを有する材料は一般に「シート」と呼ぶことができる。基板は、フィルム又はシートを含むことができることを理解されたい。したがって、本明細書におけるこれらのいずれの用語の使用も、それぞれの材料の厚さを限定することを意図してはおらず、単に分かりやすくするために使用しているに過ぎない。]
[0031] 以前に説明したとおり、複数のオプトエレクトロニクスデバイスは、有機発光ダイオード(OLED)とすることができ、OLEDはそれぞれ、第1の電極、活性ポリマーオプトエレクトロニクス層及び第2の電極を含むことができる。第1の電極は、OLEDのアノードを形成するように構成することができ、例えばインジウムスズ酸化物(ITO)などの透明な導電性酸化物(TCO)を含むことができる。透明なITOは、ロールツーロール技法を使用して可撓性透明基板上に配置することができる。例えば、第1の電極をスパッタリング技法によって配置して、例えば約50〜250ナノメートルの範囲の厚さを達成することができる。第1の電極は、0.8以上の光透過率を有することが好ましい。第2の電極は、カソードを形成するように構成され、例えばカソード活性化剤NaFを有するアルミニウムフィルムを含むことができる。或いは、第2の電極は例えばカルシウム、マグネシウム又は銀を含むことができる。第1の電極と同様に、第2の電極も、スパッタリング技法を使用して配置して、例えば50〜250ナノメートルの範囲の厚さを達成することができる。下面発光型のOLEDデバイスでは、第2の電極に入射した光をデバイスの前面に向かって反射させために、第2の電極が反射性であると有利であり、反射した光を周囲環境に結合することができる。理解されるとおり、第1の電極と第2の電極の間に電圧電位を与えると、活性ポリマー層から光が発せられる。或いは、透明発光デバイスを可能にするために、両方の電極を透明にすることができ、又は、上面発光型OLEDの場合には、下面電極を反射性、上面電極を透明にすることができる。]
[0032] 以前に説明したとおり、第1の電極と第2の電極の間に、いくつかの活性ポリマー層を配置することができる。理解することができるとおり、OLEDデバイスでは、活性ポリマー層が、一般にキシレン溶液からの、ポリフェニレンビニレン、ポリフルオレンなどの有機発光ポリマーのいくつかの層を含むことができる。当業者なら理解することができるように、配置する有機ポリマー層の数及び有機ポリマーのタイプは、用途に応じてさまざまである。OLEDデバイスの例示的な一実施形態では、一方の活性ポリマー層が、ポリフルオレンなどの発光ポリマー(LEP)を含むことができ、もう一方の活性ポリマー層が、ポリ(3,4)−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホナート(PEDOT/PSS)などの正孔輸送層を含むことができる。理解されるとおり、他の発光ポリマー或いは正孔輸送又は電子輸送層を使用することもできる。さらに、OLEDデバイスでは、追加の活性ポリマー層を使用することもできる。]
[0033] オプトエレクトロニクスデバイスが例えば有機光起電力(OPV)デバイスである場合には、活性ポリマー層に対して使用する有機材料のタイプが、OLEDデバイスに関して上で説明した材料とは異なることがある。有機PVデバイスは、電極への電荷の輸送を強化する1つ以上の層を備える。例えば、OPVデバイスでは、活性ポリマー層が、電子供与体材料及び電子受容体材料を含むことができる。電子供与体層は例えば、無金属フタロシアニン;銅、亜鉛、ニッケル、白金、マグネシウム、鉛、鉄、アルミニウム、インジウム、チタン、スカンジウム、イットリウム、セリウム、プラセオジム、ランタン、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム及びルテチウムを含むフタロシアニン顔料;キナクリドン顔料;インジゴ及びチオインジゴ顔料;メロシアニン化合物;シアニン化合物;スクアリリウム化合物;ヒドラゾン;ピラゾリン;トリフェニルメタン;トリフェニルアミン;ポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリフェニレン、ポリ(フェニレンビニレン)、ポリ(チエニレンビニレン)、ポリ(イソチアナフタレン)などの共役導電性ポリマー;並びにポリ(シラン)を含むことができる。電子供与体材料はさらに、例えばトリアリールジアミン、テトラフェニルジアミン、芳香族第三級アミン、ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサジアゾール誘導体、ポリチオフェンなどの正孔輸送材料をも含むことができる。]
[0034] OPVデバイスの電子受容体材料は例えば、ペリレンテトラカルボキシジイミド、ペリレンテトラカルボキシジイミダゾール、アントラキノンアクリドン顔料、多環式キノン、ナフタレンテトラカルボキシジイミダゾール、CN及びCF3置換ポリ(フェニレンビニレン)、並びにバックミンスター(Buckminster)フラーレンを含むことができる。電子受容体材料はさらに、例えば8−ヒドロキシキノリンの金属有機錯体;スチルベン誘導体;アントラセン誘導体;ペリレン誘導体;金属チオキシノイド化合物;オキサジアゾール誘導体及び金属キレート;ピリジン誘導体;ピリミジン誘導体;キノリン誘導体;キノキサリン誘導体;ジフェニルキノン誘導体;ニトロ置換フッ素誘導体;トリアジンなどの電子輸送材料をも含むことができる。]
[0035] オプトエレクトロニクスデバイスのアレイの形成に関して上で述べたとおり、オプトエレクトロニクスデバイスの隣接する行と行の間のオプトエレクトロニクス材料のコーテッド層が除去される。本発明の実施形態によれば、溶媒支援ワイピング(SAW)技法を実施して、オプトエレクトロニクス材料のコーテッド層の列をパターニングすることができる。理解されるとおり、SAW技法は、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、トルエン、キシレン又はこれらの組合せのうちの1つ以上によって、オプトエレクトロニクス材料のコーテッド層の列の一部などの材料の一部を溶媒和させることにより、選択領域の上の材料の除去を容易にする。次いで、層の溶媒和した部分の表面をワイピングヘッドによってワイピングして、一方又は両方の層の一部を除去し、それによってそれらの層をパターニングする。本発明のある種の実施形態では、一方の活性ポリマー層を配置し、パターニングしてから、もう一方の活性ポリマー層を配置し、パターニングすることが理解される。或いは、これらの活性ポリマー層を配置し、続いて同時にパターニングすることもできる。本発明の一実施形態では、その下の層を傷つけることなく、それぞれのワイピング動作で単一の層を除去する溶媒和種が選択される。この例示的な実施形態では、一方の活性ポリマー層を配置し、次いでパターニングすることができる。次に、もう一方の層を配置し、次いでパターニングすることができる。それぞれの層をパターニングするのに使用する溶媒は、パターニングする層の材料によって異なる。例えば、2層構造のOLEP層は、キシレンを溶媒として使用して、下にあるPEDOT層を傷つけることなくパターニングすることができる。]
[0036] 他の実施形態では、それぞれのワイピングで複数の活性ポリマー層を除去することを容易にする溶媒和種が選択される。すなわち、両方の活性ポリマー層を配置し、次いで、両方の活性ポリマー層を同時にパターニングすることができる。典型的な例では、一方の活性ポリマー層が、非常に極性が強く、水のような水素結合溶媒にのみ溶解するPEDOTなどの導電性ポリマーコーティングを含む。この活性ポリマー層は、トルエン、キシレンなどの無極性溶媒にのみ溶解する無極性のLEP材料を含むことができる。両極端の溶解特性を有する複数のポリマーコーティングを1回のワイプで除去するために、それぞれのポリマーに対して適切な溶媒を、第3の溶媒に分散させて、均質溶液を調製する。この第3の溶媒又は分散溶媒は、限定はされないが、アルコール(イソプロパノール、エタノール、メタノールなど)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトンなど)、アセタート、エーテル、塩化メチレン又は中程度の溶解度パラメータを有する溶媒などのいくつかの溶媒の中から選択される。この実施形態では、水及びキシレンを含む溶媒系を用いて、2つの活性ポリマー層を1段階で除去することもきる。この特定の実施形態では、水とキシレンの混合を容易にして、均質溶液を得るために、イソプロパノールが使用される。]
[0037] ワイピングヘッドは一般に、スポンジ、エラストマー、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、繊維マット、多孔質材料、ポリウレタンゴム、合成ゴム、天然ゴム、シリコーン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、織物材料及びこれらの組合せのうちの1つ以上を含む。さらに、ワイピングヘッドは、その下の層の所望のパターニングを達成する望ましい任意の輪郭を有することができる。]
[0038] 本発明のローラの実施形態は中実とすることができ、一体構造、モノリシック構造又はワンピース構造から形成することができる。さらに、本明細書の説明から、オプトエレクトロニクス材料を、ポリマー、並びに小分子、デンドリマー(dendrimer)などにすることができる。]
[0039] このように、本発明のさまざまな実施形態を示し,説明したが、それらの実施形態に、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの変更及び修正を加えることができることを当業者は理解されたい。]
[0040] 10オプトエレクトロニクスデバイスのアレイ
12基板
20 オプトエレクトロニクスデバイス
30 第1の電極
32 第2の電極
40 第1のオプトエレクトロニクス材料
42 第2のオプトエレクトロニクス材料
50 第1の電極の列
70 第1の電極の行
80 第1のオプトエレクトロニクス材料のストリップ
90 第2のオプトエレクトロニクス材料のストリップ
56 第1の電極の列の一部分
58 第1の電極の列の他の部分
100ローラ
101細長い部材
102 第1のローラ
104 第2のローラ
150盛り上がった螺旋状コーティング表面
200 装置
210リザーバ
220液体オプトエレクトロニクス材料
230 ローラ
240 ローラ
250 可撓性鋼ブレード
300 装置
L長手ウェブ方向
C横断ウェブ方向]
权利要求:

請求項1
複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する方法であって、長手ウェブ方向及び横断ウェブ方向を有する基板を用意する段階であり、前記基板が、前記長手ウェブ方向に沿って長手方向で延びる離隔した第1の電極の複数の列及び前記横断ウェブ方向に対してある角度で配置された離隔した第1の電極の複数の行を画定するように前記基板上に配置された複数の第1の電極を有する、段階と、第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在する第1のローラを用意する段階と、前記基板及び前記第1の電極の離隔した前記複数の列を前記第1のローラに対して整列させ、前記第1のローラに対して通過させて、前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面から、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを、前記基板上及び第1の電極の前記複数の行上に付着させる第1の整列及び通過段階と、第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在する第2のローラを用意する段階と、前記基板、第1の電極の離隔した前記複数の列及び前記第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した前記第1の複数のコーテッドストリップを前記第2のローラに対して整列させ、前記第2のローラに対して通過させて、前記第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面から、第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第2の複数のコーテッドストリップを、前記第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した前記第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる第2の整列及び通過段階と、前記第1のオプトエレクトロニクス材料及び前記第2のオプトエレクトロニクス材料の前記付着させた斜めの離隔したコーテッドストリップの、前記第1の電極の長手方向で延びる隣接する列と列の間の部分を除去して、第1の電極の前記長手方向で延びる列の一部分を露出させ、第1の電極の前記複数の列の他の部分を、前記第1のオプトエレクトロニクス材料及び前記第2の光学材料でコーティングされたまま残す段階と、前記第1の電極のコーティングされていない部分を、隣接する第1の電極上に配置された前記コーティングされた部分に電気的に結合する離隔した複数の第2の電極を配置して、前記横断ウェブ方向に沿ってある角度で直列に接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの斜めの複数の行を形成する段階とを含んでなる方法。
請求項2
前記第1及び第2のローラの回転速度と前記基板の速度のうちの少なくとも一方を調整することによって、前記付着させた斜めの複数のコーテッドストリップの前記角度を変更する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
請求項3
前記第1及び第2のローラの回転速度並びに前記基板の速度を調整することによって、前記付着させた斜めの複数のコーテッドストリップの前記角度を変更する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
請求項4
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラの第1の端部から前記第1のローラの第2の端部まで、一定のピッチを含む、請求項1記載の方法。
請求項5
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラの第1の端部から前記第1のローラの第2の端部まで、変化するピッチを含む、請求項1記載の方法。
請求項6
前記第2のローラを用意する前記段階が、前記第1のローラを使用する段階を含む、請求項1記載の方法。
請求項7
前記複数の第1の電極が、平行四辺形の複数の第1の電極を含む、請求項1記載の方法。
請求項8
前記斜めのコーテッドストリップの角度を一定に維持する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
請求項9
前記盛り上がった螺旋状コーティング表面が、複数のセルと複数の溝のうちの少なくとも一方を備える、請求項1記載の方法。
請求項10
前記第2の整列及び通過段階が、前記基板、第1の電極の前記複数の列及び斜めの前記第1の複数のコーテッドストリップを、ずらして配置された複数の盛り上がった螺旋状コーティング表面を有する複数の第2のローラを含む前記第2のローラに対して整列させ、前記第2のローラに対して通過させて、複数のリザーバからの異なる第2のオプトエレクトロニクス材料を含む前記第2の複数のコーテッドストリップを、斜めの前記第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる段階を含み、前記異なる第2のオプトエレクトロニクス材料によって、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、異なる色の光を発するように動作可能となる、請求項1記載の方法。
請求項11
前記第1のオプトエレクトロニクス材料と前記第2のオプトエレクトロニクス材料のうちの少なくとも一方が、エレクトロルミネセンス材料を含み、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、複数のエレクトロルミネセンスデバイスを含む、請求項1記載の方法。
請求項12
前記第1のオプトエレクトロニクス材料と前記第2のオプトエレクトロニクス材料のうちの少なくとも一方が、光吸収材料を含み、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、複数の光起電力デバイスを含む、請求項1記載の方法。
請求項13
直列に電気接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの前記複数の行を、並列に電気接続する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
請求項14
複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する方法であって、長手ウェブ方向及び横断ウェブ方向を有する基板を用意する段階であり、前記基板が、離隔した第1の電極の長手方向で延びる複数の列及び前記横断ウェブ方向に対してある角度で配置された離隔した第1の電極の複数の行を画定するように前記基板上に配置された複数の第1の電極を有する、段階と、前記基板及び第1の電極の離隔した前記複数の列を第1のローラ手段に対して整列させ、前記第1のローラ手段に対して通過させて、第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した第1の複数のコーテッドストリップを、前記基板上及び第1の電極の前記複数の行上に付着させる第1の整列及び通過段階と、前記基板、第1の電極の離隔した前記複数の列及び前記第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの前記第1の複数のコーテッドストリップを第2のローラ手段に対して整列させ、前記第2のローラ手段に対して通過させて、第2のオプトエレクトロニクス材料の斜めの第2の複数のコーテッドストリップを、前記第1のオプトエレクトロニクス材料の斜めの離隔した前記第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる第2の整列及び通過段階と、前記第1のオプトエレクトロニクス材料及び前記第2のオプトエレクトロニクス材料の前記付着させた斜めのコーテッドストリップの、前記第1の電極の長手方向で延びる隣接する列と列の間の部分を除去して、第1の電極の前記長手方向で延びる列の一部分を露出させ、第1の電極の前記複数の列の他の部分を、前記第1のオプトエレクトロニクス材料及び前記第2の光学材料でコーティングされたまま残す段階と、前記第1の電極のコーティングされていない部分を、隣接する第1の電極上に配置された前記コーティングされた部分に電気的に結合する離隔した複数の第2の電極を配置して、前記横断ウェブ方向に沿って直列に接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの斜めの複数の行を形成する段階とを含んでなる方法。
請求項15
前記第1及び第2のローラ手段の回転速度と前記基板の速度のうちの少なくとも一方を調整することによって、前記付着させた斜めの複数のコーテッドストリップの前記角度を変更する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
請求項16
前記第1及び第2のローラ手段の回転速度並びに前記基板の速度を調整することによって、前記付着させた斜めの複数のコーテッドストリップの前記角度を変更する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
請求項17
前記斜めのコーテッドストリップの角度を一定に維持する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
請求項18
前記第2のローラ手段が、前記第1のローラ手段を使用する段階を含む、請求項14記載の方法。
請求項19
前記複数の第1の電極が、平行四辺形の複数の第1の電極を含む、請求項14記載の方法。
請求項20
前記第2の整列及び通過段階が、前記基板、第1の電極の前記複数の列及び斜めの離隔した前記第1の複数のコーテッドストリップを、複数の第2のローラ手段を含む前記第2のローラ手段に対して整列させ、前記第2のローラ手段に対して通過させて、複数の別個のリザーバからの異なる第2のオプトエレクトロニクス材料を含む前記第2の複数のコーテッドストリップを、斜めの前記第1の複数のコーテッドストリップ上に付着させる段階を含み、前記異なる第2のオプトエレクトロニクス材料によって、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、異なる色の光を発するように動作可能となる、請求項14記載の方法。
請求項21
前記第1のオプトエレクトロニクス材料と前記第2のオプトエレクトロニクス材料のうちの少なくとも一方が、エレクトロルミネセンス材料を含み、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、複数のエレクトロルミネセンスデバイスを含む、請求項14記載の方法。
請求項22
前記第1のオプトエレクトロニクス材料と前記第2のオプトエレクトロニクス材料のうちの少なくとも一方が、光吸収材料を含み、前記複数のオプトエレクトロニクスデバイスが、複数の光起電力デバイスを含む、請求項14記載の方法。
請求項23
直列に電気接続されたオプトエレクトロニクスデバイスの前記複数の行を、並列に電気接続する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
請求項24
複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する際に使用する装置であって、第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在しており、第1のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、前記第1のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる第1のローラ手段と、前記第1のオプトエレクトロニクス材料を収容し、前記第1のローラ手段の前記盛り上がった螺旋状コーティング表面を前記第1のオプトエレクトロニクス材料の中に配置できるように、前記第1のローラ手段の前記盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る第1の手段とを備える装置。
請求項25
収容し受け取る前記第1の手段が、第1のエレクトロルミネセンス材料を含む前記第1のオプトエレクトロニクス材料を収容し、前記第1のローラ手段の前記盛り上がった螺旋状コーティング表面を前記第1のエレクトロルミネセンス材料の中に配置できるように、前記第1のローラ手段の前記盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る手段を備える、請求項24記載の装置。
請求項26
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラ手段の第1の端部から前記第1のローラ手段の第2の端部まで、一定のピッチを含む、請求項24記載の装置。
請求項27
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラ手段の第1の端部から前記第1のローラ手段の第2の端部まで、変化するピッチを含む、請求項24記載の装置。
請求項28
第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在しており、第2のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、前記第2のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる第2のローラ手段と、前記第2のオプトエレクトロニクス材料を収容し、前記第2のローラ手段の前記第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面を前記第2のオプトエレクトロニクス材料の中に配置できるように、前記第2のローラ手段の前記第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る第2の手段とをさらに備える、請求項24記載の装置。
請求項29
収容し受け取る前記第2の手段が、第2のエレクトロルミネセンス材料を含む前記第2のオプトエレクトロニクス材料を収容し、前記第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面を前記第2のエレクトロルミネセンス材料の中に配置できるように、前記第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る手段を備える、請求項28記載の装置。
請求項30
ずらして配置された複数の第2の盛り上がった螺旋状コーティング表面が周りに延在しており、複数の第2のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、前記複数のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる複数の第2のローラ手段であり、前記複数の第2のローラのずらして配置された離隔した前記複数のコーティング表面が、前記第1のローラ手段の前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面と整列する、複数の第2のローラ手段と、複数の異なる第2のオプトエレクトロニクス材料を収容し、前記複数の異なる第2のエレクトロルミネセンス材料の中に、前記ずらして配置された離隔した盛り上がった螺旋状コーティング表面を受け取る手段とをさらに含む、請求項24記載の装置。
請求項31
複数のオプトエレクトロニクスデバイスを形成する際に使用するローラであって、前記ローラの周りに延在する盛り上がった螺旋状コーティング表面を有し、第1のオプトエレクトロニクス材料を受け取り、前記第1のオプトエレクトロニクス材料の長手方向で延びる斜めの複数のストリップを付着させる細長い部材手段を備えるローラ。
請求項32
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラの第1の端部から前記第1のローラの第2の端部まで、一定のピッチを含む、請求項31記載のローラ。
請求項33
前記第1の盛り上がった螺旋状コーティング表面が、前記第1のローラの第1の端部から前記第1のローラの第2の端部まで、変化するピッチを含む、請求項31記載のローラ。
請求項34
前記盛り上がった螺旋状コーティング表面が、複数のセルと複数の溝のうちの少なくとも一方を備える、請求項31記載のローラ。
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